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久伊豆神社

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春の祭事
春の祭事
春の祭事

4月 藤の季節

久伊豆神社の藤は、昭和16(1941)年3月に埼玉県指定の天然記念物となりました。この藤は、株廻り7メートル余り、地から7本にわかれて、高さ2.8メートルの棚に枝を広げています。枝張りは東西20メートル、南北30メートルほどあり、天保8(1837)年に越ヶ谷町の住人川鍋国蔵が下総国流山から樹齢50余年の藤を舟で運び、当地に移植したものと言われています。藤の種類としては、ノダフジといわれ、ツルが右巻きで花は小さいが花房は1メートル以上になります。

この年は初春の暖かさにより、桜の季節があっという間にすぎ、藤も通常より早く4月20日に見ごろを迎えました。長期計画で行っている藤棚の柱の改修工事も一段落し、落ち着いた雰囲気で藤の季節を迎えることができました。